「おうまさん」馬頭琴
ご予約、締め切りました
(それもたった1日で・・・。)
「おうまさん」馬頭琴制作のおかもさんが、再びやってくれました;
http://okamoo.com/MusicalInstrument/OumasanMorinKhuur.html
「おうまさん」馬頭琴とは
おなじみのモンゴルの弓奏楽器「モリン・ホール(馬頭琴)」。
ここ北海道では、90年代半ばくらいからモリン・ホールを自作する人がじわじわと増えています。右の写真は友人の岡本さんが最近完成させたモリン・ホールです。事の始まりは、十勝の長坂農園(岡本さんがお世話になっている)の奥さんの一言。「私もモリン・ホールが欲しい、岡本さん作ってよ」だったそうです。
実は岡本さんはアメリカに留学して芸術を専攻した、本格的な造形アーティストの方なのですが、自らのユーモアのセンスに突き動かされるがままに、「電動マニ車」や「歯車式五体投地人形」、「自動数珠カウンター」等々を作って「ニセ・チベット展」を開いたりもしています。(なんかバチが当たりそうな作品群ですが・・・電動マニ車は 3000 rpm =1分間になんと3000本以上の教典を唱える効果があるので、大丈夫みたいです。)長坂農園の奥さんは、そういった作品も見ていたので、岡本さんに楽器制作を依頼したというわけです。
写真の通りどこから見ても見事なモリン・ホールですが、よーく見るとモンゴル産のモリン・ホールとは異なる所が二つあります。
一つは共鳴胴の天板。モンゴルでは木製または動物(牛、馬、蛇等)の革で作りますが、岡本さん制作のこのモリン・ホールでは、4層に重ね合わせた和紙を使っています。音色は、革張りのモリン・ホールの渋い音色にそっくりです。(後日、魂柱を立てたところ、より大きな音が出るようになったそうです。)因みに岡本さんは積層和紙でカヌーを作ったこともあるそうです。
もう一つは?それは馬頭の彫刻です。写真を拡大してみましょう。
色んなデザインのモリン・ホールを見てきた方にとって、これはかなり衝撃的な写真ではないでしょうか?じつはこの馬頭のデザイン、「のどうたの会」でおなじみのおうまさん(右図)が元になっているのです(使用許可済 (c)のどうたの会)。岡本さんはCADも使って精密に立体化しました。写真でお分かりのように、頭の毛に至るまで再現されています。
この「おうまさん」馬頭琴登場の衝撃は、いずみさんの馬頭琴ファンのためのページ「Morin Khuuric Club」でも取り上げられました。(写真も見られますよ。ちなみに、そのページで紹介されている馬頭琴は特注品なので、サイズ的には5/8位の更に小さいものです。「販売」品はふつうの大きさ or 3/4になります。)
詳細はコチラをどうぞ→ http://okamoo.com/MusicalInstrument/OumasanMorinKhuur.html
「おうまさん」馬頭琴 楽器データ
本体サイズ | 選択可 | 「ノーマル」 or
「3/4サイズ」 (子供や女性には一回り小さい3/4が弾きやすいかも) |
馬頭彫刻 | おうまさん | イラストから精密に立体化 |
糸巻き | 外モンゴル型 | ギアなし。 |
弦 | 選択可 | 「外モ式=馬尾毛」 or 「内モ式=釣り糸」 |
共鳴胴の表面板 | 積層和紙 | 音色は木製天板の「現代」馬頭琴よりも、革張りだった本来の馬頭琴(チョールなど)やトゥバのイギルに似て、より渋みがあります。 |
製作者 | 岡本康兒 | 3D造形アーティスト |
「おうまさん」馬頭琴 価格表
「おうまさん」馬頭琴 (サイズと弦の選択可) |
¥55,000 SOLD OUT! |
弓 (オプション) |
¥5,000 |
送料・輸送箱代 (手渡し不可の場合) |
¥5,000 |
※ 納期:2000年内
(制作者の岡本さんが旅行のため、のんびりお待ち下さい)※ ご注文の方は、本体サイズ、弦の種類、弓の有無をお知らせ下さい。
※ 先着10名様限定とさせて頂きます。(5/25)
※ ご予約を締め切らせていただきます。(5/26)なんと、わずか1日で完売です。どうもありがとうございました!
ページ公開 2000年 5/8
納期発表 5/22
予約受付開始 5/25
予約締め切り 5/26
のどうたの会 嵯峨治彦 thro@sings.jp