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モリン・ホール(馬頭琴)という楽器をご存じですか?
これは、モンゴルの遊牧の民の間に 古くから伝わる民族楽器の一つで、
草原のチェロという異名を持つ、 2弦の擦弦楽器(弦をこすって音を出す楽器)です。
その名の通り、ヘッドの部分に馬の頭の形の
飾りが付いています。 そればかりか、弓も弦も馬の尻尾の毛から出来ており、
遊牧民の生活と深く関わっている楽器です。
日本では「スーホの白い馬」というモンゴル民話に
基づく絵本によって広く知られています。
馬頭琴の起源は、この民話のように、愛馬の死を
悼む遊牧民が作ったとされるものや、 馬乳酒を撹拌する大きな杓子に皮を張って作ったと
されるものなどが知られています。
最近、馬頭琴を弾き始める日本人が増えています。絵本「スーホの白い馬」で、名前だけは比較的知られていたこの楽器が、徐々に身近な存在になり始めたのです。
モリン・ホールについて非常に詳しい掲示板があります。泉さんの「モリンホーリック クラブ」をチェック!
右は、のどうたの会の嵯峨治彦が馬頭琴の超初心者だった頃の写真です(1996年1月)。当時札幌では馬頭琴歴1年未満のものはこういうマークをつけることになっていました。現在でも冬になると乗り合いの馬橇で通勤するサラリーマンが少なくない札幌では、初めて馬を操る馬車夫は、写真のような馬用初心者マーク(通称「飼い葉マーク」)を橇の前後に貼ることが法令で義務づけられています。このマークもそれに因んでいるのです。
なお、のどうたの会は馬頭琴の入手ルートを確保しておりますので、御興味のある方は、どうぞ
e-mail下さい。
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A Mongolian player visited Saga's room? No. He is my Japanese
friend ITO putting Mongolian traditional cloth on.
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The Horsehead Nebula
Do you know an insturment called Morin Huur,
Horse-head Fiddle?
This is one of the traditional insturments of Mongolian and
people. It is sometimes called "Cello of the grass
field"
Saga Haruhiko nodo@ma4.seikyou.ne.jp