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Aisan Wings Tour in NORWAY

pon's diary

ぽんぽんの ノルウェーツアー旅行記
「オーロラを見に行こう!」

◎1月24日(火)

 午前5時に目が覚める。私の左目は、まめに洗浄して眼帯をしているのでだいぶ良くなって来た。が、まだまだ予断を許さない。嵯峨くんも昨夜から咳をし始めた。二人ともなんとなく不調・・・。とりあえず栄養を採ろうと、午前7時半、朝食会場へ。いや〜、なるほど!スーパー・ブレックファースト、グレイト!予想以上!何種類ものチーズ・ハム・パン、日本人には目新しいマッシュルームのロースト、グリルトマト、エトセトラ。ネットでノルウェー情報を検索したら、「食事には期待しない方がいい」と皆口をそろえるように書いてあったのだが、なんのなんの、味付けもかなりのもの。外は午前9時近くになってようやく明けて来た感じ。

  

  

 

 午前10時、ロビー集合。バスターミナルに移動して、午前10時半空港へ出発。気温は、道産子の私的には、心配していたほど寒くない。ここ数年、やはり北欧も温暖化されているらしい。いもりんが、トロムソはオスロのもっと北だが、海沿いのせいかこれより暖かいという話をしていた。車窓からの道路風景は、曇ってはいるが明るい。ちょっとだけ、道道に似てる。

  

 午前11時15分、空港着。今日は飛ぶのか?皆不安な気持ちで電工掲示板を確認。・・・キャンセル。うわ〜、まだ大吹雪が続いている?と思ったら、だんだん周りの状況が分かってきた。なんと航空会社の職員がストライキをしているらしい。空港がそんな事態になっていたとは、それまで微塵も気づかなかった。だって、別に誰かが騒ぐでもなく文句の一つ二つ言ってごねるでもなく、皆がのんびりと何気ない雰囲気なんだもん。ノルウェーの人たちっておだやかなんだなあ。

  

 さてそれで、私たちはと言うと、いもりんの機転で別の国内便に切り替えることになった。午後5時5分の便なので、待ち時間がかなりある。とりあえず、皆でホットドックとコーラでブレイクタイムを取ってから、なんとなくだらだらする。

  

 オスロからトロムソまでは自由席(!)だった。飛行機の自由席は初めてだったので、ちょっと新鮮な感じ。午後7時半、到着。トロムソの夜はさすがに寒い。バスに乗ってホテル街へ。車窓から見える家々の美しいこと。どこの家も窓辺にプランナーやキャンドルを飾り、ほとんどの家がカーテンしめず、間接照明で演出された素敵な空間を外から見ても楽しめるよう工夫している。これも、長い夜を楽しむひとつの術なのか。30分ほど乗って、海沿いの RICA HOTELへ。

    

 トロムソで用意してもらったホテルも、素敵なホテルだった。夕食を食べに行こうということになり、ロビーで皆と待ち合わせしていたら、ホテルに戻ってきたおおたかさんェスティバルのスポンサーのお店に行けばミュージシャンは無料で飲食できるというので、おおたかさんたちに案内されるまま、おしゃれでカジュアルなバーへ。
 話はSASのストライキのことから始まった。おおたかさんのマネージャーさんもコペンハーゲンで足止めをくらっているとのこと。後は、ライブの打合せと明日のリハの段取りについてなど簡単に。

  

 

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