◎１月２５日（水）
午前６時半起床。昨日は早めに寝たせいか､左目の調子がかなり良い。帰る頃までには完治しそう。いそいそと朝食会場へ。ここも、昨日に劣らないご機嫌さ。特に、ポテトやハム・チーズそしてカラーピーマン等がふんだんに入ったオムレツが絶品。しかも、ウェイトレスが美少女揃いなのだ。ものすごく変わったチーズがあったので、嵯峨くんが目の前で食器を片づけていた女の子にチーズの名前を尋ねると、「ちょっとわからない」と答えてから厨房へ訊きに行ってまた教えに来てくれた。その様子もシャイでめちゃくちゃ可愛い。
食べ終わってから、冴えキングさんたちの部屋で、「ぴっとんへべへべ」の振り付けを練習。おおたかさんの持ちネタらしいが、すごく楽しい演目。
１１時１５分、リハの会場へ。トロムソの現地メンバー（チェロのバントさん、パーカスッションのナスラさん、トロンボーンのオイステンさん）とセッションの打合せをした後、学食にて昼食。ハンバーガーとミスター・リーのカップ麺を食す。この時点で、物価はだいたい２倍くらいなのねと見当をつける。食後、日本人グループのリハ。
午後３時半、ホテルにいったん戻る。午後５時、皆でおおたかさんと現地メンバーの野外ライブ会場前にあるカフェで軽食を取る。
午後６時、オープニングライブ。強力な雨女を自負するおおたかさん、さすが（？）、いきなり大雪になる。でも、老若男女、かなりの人たちが降りしきる雪の中、イベントを見物に来て楽しんでいた。おおたかさんは「かごめかごめ」などの日本のわらべ歌をアレンジしたものから歌い始めた。衣装も着物を重ね着したりして、和風テイストの神秘的な雰囲気を醸し出していた。ここに来てようやく（？）身震いするような寒さになった。日本人メンバーはいったんホテルに戻り、午後８時ロビーに集合ライブ会場へ。外はみぞれ状態。
今日から私の役目は、ビデオ・カメラ等の記録係。おおたかさんのマネージャーさんは、１時間前にトロムソに着いたとのこと。 おおたかさんの準備のお手伝い等で控え室と行ったり来たり。
おおたかさん「こんなんで大丈夫ですか？」
私「はい、キレイだと思いますけど」
おおたかさん「まあ、おもしろければいいんですけどね」
私「あ、そうなんですか？」
午後１０時半､開演。ＡＩＳＩＡＮ ＷＩＮＧＳ（おおたかさんも含めた日本人チーム）の演奏でライブは幕を開けた。「安里屋ゆんた」をモチ−フにしたインプロ。なかなか良い感じである。現地メンバーの方々の演奏のセンスも素晴らしい。何より、おおたかさんの持ってる引き出しの多さに圧倒された。
終演後、関係者で軽く乾杯してから、みぞれの中ホテルに戻る。午前２時、おおたかさんが野外で羽織っていた着物があまりにも湿っていたのでドライヤーをかける。
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