「元祖のどうた本舗マーク」
が,漂うわけ
はい、もちろん、ねこまたやさんのオリジナルデザインには、誤字はございませんでした。
実はこういう風に「訂誤」する前のオリジナル状態のこのページを見た、嵯峨の古い友人井上氏からから、こんなメールが届いたのです。彼は特許関係の仕事をしています。
…(省略)…「元祖のどうた本舗」マークで、「登録商標」と表記されていますが、調べたところ、特許庁にこれは商標登録されていないようです。 (わたしの勘違いであれば、ご勘弁を) この「登録商標」部分は除いた方が良いかもしれませんよ。虚偽表示ということで、刑罰の対象となるからです(商標法74条、80条;3年以下の懲役、300万円以下の罰金)。 法律では、「登録商標」と表記することは、他人に「私は商標登録しているのだから、これを使ってはダメだよ」と「警告」したこととみなされるからです。 実際に問題となるのは、上の「元祖のどうた本舗」を用いて営業活動等(平たくいえば、お金儲けをすること;コンサートを含む)をして、他人の営業活動等を妨害したときのようですが。 念のため。 ファンより。(1999年2月19日) |
というわけです。いろいろ調べてくれたんだなぁ。ありがとう、井上氏!
この一件で、オリジナルデザインをして下さった ねこまたや さんも、マークの変更を快諾してくれました。しかも、ただ消すのはもったいないから何か面白いことをしようということを提案してくれました
で、いろいろ迷ったあげく、ねこまたやさんと井上氏双方に敬意を表する方法を採りました。
まず、ねこまたやさんに対してですが、せっかくのマークのデザインの変更は、最小限にとどめたい。そこで、「きへん」→「さんずい」だけ変更させていただきました。
次に井上氏に対してですが、学生時代の氏はいつもふわふわと思考の海を漂うヤツでした。きっと今でも変わらずそうでしょう。でなきゃ、このページを見に来るばかりか、鋭いつっこみのメールまでよこすはずがない! この特許関係で働くヤツを、「登録商」と呼ばせてもらえるのなら、「登録商は、漂う。」と洒落てみたが、いかがかな。
のどうたの会 嵯峨治彦 thro@sings.jp