◎１月２２日（日）
各地で大雪が相次ぐ中、日頃の行いが良いせいか、札幌は快晴。午前１０時に家を出て、タクシーに乗り地下鉄円山公園駅へ。いつものことながら、直前までばたばたしていたため、何かを忘れているような気がしてならない。ガスの元栓は閉めたストーブは消した、声を出して確認する。水道、お風呂場、トイレの水も落とした。うん、大丈夫。最近寝不足が続いていたせいで左目の瞼が腫れぼったくなってる以外は、体調も悪くない。それに、かえって旅先の方がゆっくり眠れるのだ。新札幌でＪＲに乗り継いで、午前１１時、新千歳空港着。日曜日のせいか、空港は旅行客でごった返していた。
今回は、ノルウェーのトロムソで行われるオーロラフェスティバルに出演するおおたか静流さんのライブに、嵯峨くんが演奏メンバーで入るという仕事での初北欧旅行だ。その後もボルダという街で何カ所か演奏することが決まっていて、全行程は１０日間の予定（時差除く）。とんでもなくありがたいことには、アシスタントという名目で私も同行させてもらうことに。気分はうきうき。オーロラ、見られたら嬉しいんだけど。何より、おおたか静流さんの生のライブを観られるのはとても楽しみ。
午後２時半頃、関西国際空港着。左目から妙に涙が出るので不安になり、トイレの鏡で確認すると症状が悪化していた。腫れあがった瞼の中で目が大渋滞、否、大充血を起こしている。慌てて今晩宿泊する日航ホテルにチェックインした後、フロントに関空内にある病院の電話番号を調べてもらい、眼科を診てもらえないか電話で確認する。と、「今日は日曜日で専門医がいないから、来られても困る」というような感じの対応。以前、どこぞの空港内にある病院関係者がすごく親身になって突発的な事態に対応するドキュメンタリーをテレビでやっていたのを見て少なからず期待していたので、かなりがっかり。それにしても、タイミング悪いぞ、あたし。とりあえず、消毒綿と薬と眼帯はある。気合いで乗り切ろう。
気を取り直して、換金に行く。ＮＯＫ（ノルウェー・クローネ）は１９円ほどになっていた。ちなみに、ネットでチェックした時は１７円だった。ホテルへ戻って一休みしてから出発祝いをしに、嵯峨くんとホテル内の居酒屋へ繰り出す。気分が舞い上がるまま、乾杯。でもきっと、お酒ってあんまり目に良くなかったんだろうな〜。
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