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Aisan Wings Tour in NORWAY

pon's diary

ぽんぽんの ノルウェーツアー旅行記
「オーロラを見に行こう!」

◎1月28日(土)

 午前8時50分、冴えキングさんから「大学食堂で朝食を」の案が出たので、朝は食べない方が調子いいというおおたかさん以外、タクシーを呼んで大学へ向かう。ところが、がが〜ん、土曜日のためお休みだった。さまよえる日本人たちは、とぼとぼと歩き、近くのスーパーへ。しかし、すぐに口に出来そうなサンドイッチやバーガー系は一切無し。しかたなく、個人的に、チョコクッキーとチーズスナック、スープの素を買う(←計画性無し)。ついでに、自宅用のブラウンチーズと魚の塩辛の缶詰みたいのを購入(ホテルやグンナーさんちで食べて美味しかったので)。

  

  

 再びタクシーに乗ってコテージへ戻る。おおたかさんを拾い、教会へ。位置関係としては、大学やスーパー・教会等は、互いに町中の歩いて行ける距離にあり、私たちの宿泊しているレイテランドという宿泊施設は、そこから車で5分弱くらいの山へ向かう途中にあるという感じ。徒歩でも片道15分くらいで来られちゃうらしいのだが、グンナーさんの計らいもあり、タクシーを頻繁に利用。実際、恐縮な話だが、なにぶん寒くて荷物が多いため本当に助かった。

  

 午前12時開演。

 今回のライブツアー中、AISIAN WINGSとしては、この教会のライブが一等良かったんじゃないだろうかと思う。あんまり良すぎて聴き入ってしまって、写真撮るの忘れちゃったくらい。教会の響き、生音の美しさ。あと、イスや壁の入り組んだ構造がトリッキーな音響効果を生み出すため、後で歌っている人の声が自分の横から聞こえて来たりとかなり幻想的な具合だった。ここでも、皆さん存分に魅力を発揮していらっしゃいました。個人的には、嵯峨くんの喉歌におおたかさんが即興でボイスを入れた部分がポイント高かったかな。それと、いもりんがインプロの時に、アグレッシブに絡みを入れてたのが、とっても楽しかった。こうやって他人のライブをじっくり観るのって、本当に勉強になる。来場したノルウェーの人たちも、ものすごく楽しんでいるようだった。横側のへこんだスペースにいてビデオを取っていたので、時々観客の様子を確認していたのだけど、みんな始終笑顔と好奇心に顔を輝かせていた。こういったインプロを楽しめる田舎の人たちがいる文化圏ってすごいなと思っていたら、後で聴いたところによると、セッションしたボルダ側のミュージシャンの中にそういう地盤を育てている現代音楽の著名な先生がいたのだそうだ。

  

 午後2時、本日セッションした教会側のメンバーと明日のライブ会場内にある軽食カフェで昼食を取る。ここで田中峰彦氏、ゲイルさんからご馳走していただいたランチの他に、自腹でパスタを追加。それがまた本当に美味しそうに食べるので、この後しばらく私も「今度はパスタが食べたい〜」と思い続けていた。ケーキをゲットして満足した冴えキングさんといもりんは、少々疲労気味ということで先に徒歩でコテージへ帰って行った。

  

 午後4時過ぎ。教会に戻り荷物を取って、コテージへ帰る。おおたかさんが着替えてから、明日のライブにゲストで出演する楽器コレクター、ダグフィンさんのお宅へ。レイテランドからタクシーで30分ほどのところ。5弦カンテレやスカンジナビアの笛など、いろいろ見せてもらう。

   

  

 午後7時、コテージへ。夕食のお誘いに行くと、冴えキングさん特製のシチューが出来ているとのことだったので、再び朝行ったスーパーへパンやサラダを買い出しに行く。ビールを買おうとしたら、6時以降の販売は法律で禁止されているとのこと。ほえ〜〜。で、ノンアルコールビールを買って帰る。

 夕食後は、冴えキングさんが楽器を持ち出して来たので、皆それぞれに楽器を交換して弾いてたりして遊んだ。午後11時半、おひらき。また明日。

  

  

  

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