『マガリヤ』 / 野花南
【
売 り 切 れ 】
遊牧民に歌い継がれる美しいメロディ、疾走する馬のリズム、降り注ぐ喉歌(ホーミー)の倍音、馬頭琴の柔らかな音色…。それらすべてが独創的なアレンジで絡み合って描き出される、カラフルで幻想的な風景。
そして、馬頭琴の演奏とともに語られるモンゴルの馬頭琴伝説や、東北地方の民間信仰にまつわる馬と娘の悲恋物語は、切なくも懐かしいアジア的情緒を呼び覚まします。
馬と人間の愛情を軸に、モンゴル〜シベリア〜イーハトーブを駆けめぐる、野花南のファーストアルバム。
\2,500 (税込) [SORAKUMO-0614]→
\2,000
2006年11月19日 全国一斉発売
(ディストリビューション=メタカンパニー)
2006年5月1日ウェブ先行リリース
●ラティーナ誌で『マガリヤ』が紹介されました。
モンゴル音楽(馬頭琴・ホーミー)と日本語の語り。そんなフレームだけ聞いた段階では、「みんなのうた」的にものわかりのいい(よすぎる)アルバムを予想していたのだが、さにあらず。遊牧民をイメージさせる”駆ける”リズムと、日本人なら身におぼえのある”1拍子”的な「謡い」の感覚がきめこまやかに交錯する、なつかしくも新鮮な世界が展開されていた。語りを舞台女優でもあるたなかたかこ、馬頭琴とホーミーを嵯峨治彦が担当。ハカス民謡(というのがあるのですね)を嵯峨がアレンジ、日本語詞をたなかと嵯峨、二人で共作したというE(=「ぱかじゃあ」)には、ザップ・ママが得意としていたアフリカ輪唱に通じる感覚も。ほぼノン・リズムで歌われるB(=「いとぐるま」)も、対照的な作風ながらおもしろい。詩や民話の朗読の部分には、正直、ひるむところもあったのだが、声と弦とが織りなす”絡み”の妙に気づくにつれ、忘れられない1枚に。 /真保みゆき(ラティーナ
2006年6月号)
●ミュージックマガジン誌で『マガリヤ』が紹介されました。
野花南は昨年8月号本欄で取り上げた二人組タルバガンの片割れによる別ユニット。モンゴル原産の喉歌と馬頭琴をやりながら女性ナレイターとでホンワカした童話的な世界を展開する。いつも言うとおりぼくは喉歌が嫌いだが、その生理的に異様な音を誇示せずに、童話的世界の中にソッと潜ませるこの試みはとても有効で面白い。 /中村とうよう(ミュージックマガジン
2006年6月号)
●音楽評論家・北中正和氏のウェブサイトで『マガリヤ』が紹介されました。
モンゴルと日本の架け橋
?
遠い日の記憶では
こういう「語りと音楽」がご近所の縁側から
聞こえてきたような気がする /北中正和(WABISABI LAND)
●トラベシア前田さんのブログで『マガリヤ』が紹介されました。
・・・(中略)ぽんさんの歌声の美しさに、とにかくびっくり&感動。ほんとにいろんな声音を持ってるんだねー。宮沢賢治作品の朗読も秀逸。
そして、嵯峨さんの、何のてらいもなく一心に没頭している姿が目に浮かぶようなプレイに、心底感動。いままできいたどの演奏より、わたしはこのアルバムの中の嵯峨さんがすきです。もはや彼のモリンホールは、モンゴルの民族楽器ではなく、彼の声、身体になっている。
いいアンサンブル。戦ってない。響きあってるもん… …いーなあ…
この春リリース。たくさんの人に聴いてもらえるといいなあ。
/前田優子(Peco's box)
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